〜チームで働ける保育園はここが違う!〜
保育士として毎日を気持ちよく過ごすために、「職員間の連携」が取れていることは何より大切です。
スムーズな連携ができる職場では、子どもへの対応にも余裕が生まれ、無駄なストレスを感じにくくなります。
この記事では、チームワークが良い園に共通する特徴と、見極め方のコツを紹介します。
◆ 職員間の連携がスムーズな園の共通点【5つ】
✅ 1. 情報共有のルールが明確
- 朝礼・終礼が毎日行われている
- 連絡ノートや掲示板で情報が“見える化”されている
- 会議の頻度が適切で、現場の声が反映されやすい
👉 連携のベースは「情報の共有と見える化」。
個人に依存しない体制がある園はトラブルも少なめ。
✅ 2. 業務の役割分担がはっきりしている
- 担任・フリー・補助などの役割が明確
- 曜日や時間帯によっても分担が計画的
- 「何を誰がやるか」が決まっているので、お互い助け合いやすい
👉 属人化せず、仕組みとして業務がまわっている園はチームも機能しやすい。
✅ 3. 声かけ・報連相(ほうれんそう)が活発
- 保育中に「◯◯お願いします」「大丈夫ですか?」と自然に声がけし合っている
- クラス間の連携もスムーズで、助け合いの空気がある
- ミスがあっても責めず、報告しやすい雰囲気がある
👉 「声が飛び交っている=騒がしい」ではなく、必要な連携が自然に取れている園は働きやすいです。
✅ 4. 園長・主任がチーム意識を重視している
- トラブル時に現場任せにせず、園長・主任が一緒に動く
- 上司が「個人よりチームの力」を大切にしている
- 職員を公平に評価し、えこひいきがない
👉 トップが協力体制を促す姿勢を持っていれば、自然と連携は根付いていきます。
✅ 5. お互いに「ありがとう」が言える関係性
- 小さなことでも「助かりました」「ありがとう」が自然に言える
- お互いの頑張りに気づき、認め合う文化がある
- 「困ったときはお互いさま」の空気が根付いている
👉 人間関係の良さとチームワークは表裏一体。
感謝の言葉が飛び交う園は、連携も強い傾向にあります。
◆ 見学・面接で“連携が取れている園”を見抜くポイント
▶ 見学時のチェック項目
- 保育中に職員同士が自然に声をかけ合っているか
- 園長・主任がフロアにいて、現場と関わっているか
- 忙しい時間帯でもギスギスしていないか
- クラスを超えた関係性(異年齢の連携など)を感じるか
▶ 面接で質問してみよう
- 「業務の分担はどのようにされていますか?」
- 「情報共有の仕組みについて教えてください」
- 「複数担任の場合、どのように役割を決めていますか?」
→ 回答が具体的かつ自信をもって説明される園は、連携体制に自信がある証拠です。
◆ まとめ|「連携の良さ」は見えにくいけど、働きやすさの本質
園の雰囲気や方針よりも、「チームとして機能しているかどうか」は日々の保育を大きく左右します。
✅ スムーズな連携が取れる園の共通点
- 情報共有が仕組み化されている
- 業務分担が明確で協力しやすい
- 声かけ・報連相が自然にできている
- 園長・主任が現場をサポートしてくれる
- 「ありがとう」が飛び交う職場
協力し合えるチームに身を置くことで、保育の楽しさもぐっと広がります。
ぜひ園選びの際には「チームとしての働きやすさ」にも注目してみてくださいね。