〜保育士として収入アップしたい人のための職場選びガイド〜
「保育士ってなかなか給料が上がらない…」
「もっと頑張りが評価される職場で働きたい」
そんなふうに感じている保育士の方へ。
実は、給与が上がりやすい園には“ある共通点”があります。
この記事では、昇給・処遇改善・キャリアアップの機会が多い園の特徴をわかりやすくまとめました。
転職や就職活動で「損しないため」の職場選びの参考にしてください。
1.【法人経営が安定している園】
▶ 社会福祉法人・大手企業・学校法人など
- 財政的な余裕がある法人は、昇給や賞与の制度が整っていることが多いです。
- 人事評価制度や処遇改善加算の活用も積極的。
✅ ポイント:
- 年次昇給の実績あり
- 「給与表」や評価制度が明文化されているかを面接で確認
2.【処遇改善加算をしっかり還元している園】
▶ 処遇改善加算とは?
保育士の給与を引き上げるために、国が園に対して支給するお金のこと。
加算を得ても、職員にどの程度還元されているかは園によって差があります。
✅ ポイント:
- 「処遇改善は何に使われていますか?」と面接で質問してみる
- 実績として「年◯万円支給」など具体的に開示している園は信頼性高め
3.【キャリアアップ制度が明確な園】
▶ 昇格・役職による昇給がある園
- 主任保育士、リーダー職、園長などのポジションが豊富な園は昇給のチャンスも多いです。
- キャリアアップ研修の実施や、等級制度の整備があると、評価も明確。
✅ ポイント:
- キャリアパスや等級制度について説明があるか
- 昇格による給与差がどのくらいあるかを確認
4.【自治体からの補助が手厚いエリアの園】
自治体によっては、独自に保育士への支援を行っているところもあります。
例:
- 東京都 → 保育士宿舎借り上げ支援・特別手当
- 神奈川県・大阪市など → 保育士奨励金や定着手当制度
✅ ポイント:
- 勤務エリアの自治体支援を調べる
- 面接時に「地域手当」や「自治体の加算活用」について質問
5.【園長が給与改善に積極的な園】
現場のトップである園長の考え方次第で、給与改善や働きやすさの方針は大きく変わります。
✅ ポイント:
- 面接や見学時に園長と話せる機会があるか
- 「職員の働き方や待遇についてどうお考えですか?」と聞いてみると方向性が見える
6.【人手に余裕があり離職率が低い園】
スタッフが定着している園は、無理な残業や離職による人手不足が少なく、業務に集中できる環境が整っている=評価されやすい傾向にあります。
✅ ポイント:
- 「勤続年数の長い職員が多い」
- 「退職理由が“給与不満”ではない」なども面接で確認
まとめ|給与アップを狙うなら“園の中身”を見るべき
給与を上げたいと思ったら、ただ「月給◯円」だけを見るのではなく、仕組みや風土までチェックすることがとても重要です。
✔ 法人の安定性や昇給制度を確認
✔ 処遇改善加算がしっかり還元されているかを見る
✔ キャリアアップ制度が明確かどうか
✔ 園長や運営側の考え方も見極める
「頑張りがきちんと評価される園」で、モチベーション高く、安心して働ける環境を選びましょう。