「子育てとの両立を考えて夜勤は避けたい」
「体力的に夜勤が厳しくなってきた…」
そんな理由から、夜勤なしで働ける理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)の職場を探す方は年々増えています。
結論から言うと、夜勤なしで働けるリハビリ職の求人はたくさんあります。
ただし、選ぶ職場や雇用形態によっては注意が必要な点も。
この記事では、夜勤なしで働ける代表的なリハビリ職の勤務先と、求人選びのポイントを紹介します。
夜勤なしで働けるリハビリ職の勤務先
① 訪問リハビリ
- 自宅に訪問してリハビリを提供する仕事
- 原則、日中勤務のみ(9:00〜17:00など)
- 利用者との1対1の関わりができ、自由度も高い
向いている人:
- 自主的に動ける人
- 個別対応が得意な人
- 地域で長く働きたい人
② デイサービス・デイケア
- 施設に通ってくる高齢者に対してリハビリを提供
- 営業時間は9:00〜17:00前後が一般的
- リハビリ以外にレクリエーションや介護業務が一部ある場合も
向いている人:
- チームで協力するのが好きな人
- 高齢者とゆっくり関わりたい人
③ クリニック・整形外科医院
- 午前・午後の診療時間に合わせた勤務(例:9:00〜18:00など)
- 外来患者のリハビリが中心で、入院施設がない場合は夜勤なし
向いている人:
- ルーチンワークを安定してこなせる人
- 医師との連携を密に行いたい人
④ 特別養護老人ホーム・有料老人ホーム(通所・日勤専門)
- 施設内の利用者に対して機能訓練を行う
- シフトによっては夜勤がある施設もあるが、リハ職は日勤のみの配置が一般的
ポイント:
- 求人票の「勤務時間欄」は必ず確認
- 面接時に「夜勤なしを希望」とはっきり伝えることが重要
夜勤なし求人の探し方|3つのポイント
1. 求人票の「勤務時間」「オンコール対応」の有無をチェック
- 夜勤なしでも“オンコール対応あり”というケースも
- 記載が曖昧な場合は必ず面接で確認を
2. 転職エージェントに「夜勤なしで探している」と伝える
- 希望条件を明確に伝えることで、ミスマッチを防げます
- エージェントは“表に出ない内部情報”も把握していることが多い
3. 「非常勤・パート」も視野に入れると選択肢が広がる
- 家庭との両立を重視するなら、勤務日数や時間を調整できる非常勤も◎
- 正社員登用制度のある施設も増えています
まとめ
PT・OT・STは、病院勤務だけでなく日勤・夜勤なしで働ける選択肢が豊富にあります。
「生活スタイルに合う働き方をしたい」「もう夜勤は無理…」という方も、諦める必要はありません。
重要なのは、自分の希望を明確にして、条件に合う職場をしっかり見極めること。
見学や面談、転職エージェントの活用を通じて、安心して働ける職場を見つけてくださいね。