子育て中のPT・OT・STが両立しやすい職場とは?

「子どもがまだ小さいから、夜勤や残業は難しい…」
「保育園の送迎時間に合わせて働ける職場を探したい」

理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)として働きながら子育てをするのは簡単ではありませんが、働きやすい職場を選べば、育児との両立は十分に可能です。

この記事では、子育て中のリハビリ職が「本当に両立できる職場」を見つけるためのポイントや、おすすめの勤務先を紹介します。


子育てとの両立に必要な5つの条件

① 勤務時間の柔軟性がある

  • 時短勤務やパート勤務が可能
  • 早退・遅刻の相談がしやすい職場風土
  • シフトの希望が通りやすい

② 残業が少ない or ほぼゼロ

  • 書類や記録業務が業務時間内に完結できる
  • 1日の担当件数に余裕がある(訪問件数など)

③ 土日休み or 週末の固定休がある

  • 保育園・学校のスケジュールに合わせやすい
  • 夫婦で休みを合わせやすくなる

④ 急な休みに理解がある

  • 子どもの体調不良や行事に対応しやすい
  • 「お互い様」の雰囲気がある職場が◎

⑤ 同じような子育て世代のスタッフが多い

  • 育児に対する理解が得やすく、情報共有もできる
  • ママ・パパリハビリ職が在籍しているか要チェック

子育て中のPT・OT・STにおすすめの職場タイプ

◆ デイサービス・デイケア

  • 基本的に日中勤務(8:30〜17:30など)
  • 土日休みの施設も多い
  • 曜日・時間固定で働ける非常勤求人も多い

◆ 訪問リハビリ(時間相談しやすい職場)

  • 訪問時間を調整しやすく、保育園の送迎に合わせて働くことも可能
  • 1日3〜4件など、短時間でもOKの求人あり

◆ クリニック(整形外科など)

  • 夜勤なし、夕方までの勤務が多い
  • 子どもの通院や急な用事にも理解のある職場が比較的多い

◆ 病院(託児所付き or 育児時短制度あり)

  • 院内保育園がある病院なら、預け先と職場が同じで安心
  • 正社員のまま、短時間勤務ができる制度が整っている職場も

求人を探すときのチェックポイント

  • ✅「時短勤務OK」「週3日〜OK」などの記載があるか
  • ✅「急なお休み対応可」「子育て世代活躍中」の文言があるか
  • ✅ エージェントに「子育てと両立したい」と明確に伝えること
  • ✅ 見学時にスタッフの年齢層・雰囲気を見るのも大切

まとめ

子育て中のPT・OT・STでも、働き方を工夫すればキャリアを継続することは十分可能です。
大切なのは、自分のライフスタイルや育児状況に合った働き方を選ぶこと。

無理せず長く働くために、「時短勤務」や「柔軟なシフト対応」ができる職場を見極め、事前の確認をしっかり行いましょう。

子育ても仕事も、どちらも大切にしたいあなたにぴったりの職場は、きっと見つかります。