〜資格を活かしたキャリアチェンジ事例集〜
「このままずっと保育士として働き続けるのは不安」
「現場は好きだけど、体力的に限界…」
「子どもと関わる仕事はしたいけれど、違う形を考えている」
そんなふうに考えたことはありませんか？
実は、保育士資格や保育経験は“保育園以外”でも強みになる分野がたくさんあります。
今回は、保育士からキャリアチェンジした人たちの事例を通じて、あなたらしい次の道を考えるヒントをお届けします。
事例①：児童発達支援スタッフに転職（30代女性）
Before：認可保育園で5年間勤務
→ 発達がゆっくりな子の対応にやりがいを感じ、もっと深く関わりたいと感じて転職。
After：児童発達支援施設の保育士・指導員に
- 少人数での個別支援
- 保護者とのカウンセリング
- 療育の専門知識も身につく
✅ 保育経験＋傾聴力が活かせる！
✅ 保育園よりゆったりした環境で、体力的にも楽になったとの声。
事例②：子育て支援センター相談員へ（40代女性）
Before：保育士として20年勤務
→ 育児経験も活かし、地域の親子を支える仕事に挑戦したいと考え転職。
After：自治体の子育て支援センター職員に
- 育児相談対応
- イベント・講座の企画運営
- 保護者支援が中心の業務
✅ 現場経験が信頼につながり、保護者からの相談も増加
✅ 正社員登用もあり、長期的な働き方が可能に。
事例③：企業内保育所の運営サポートへ（20代男性）
Before：小規模認可園で保育士として勤務
→ 自分の保育経験を法人全体の仕組みに活かしたいと考え、民間企業へ転職。
After：保育事業を展開する会社で本部職に
- 現場への研修サポート
- 業務マニュアルの作成
- 職員面談や労務フォロー
✅ 保育士目線が評価され、現場との橋渡し役に
✅ 土日休み・残業少なめの働き方も実現
事例④：教材・絵本制作会社で商品開発へ（30代女性）
Before：保育士＋副業で絵本ブログ運営
→ 子どもの成長に関わる仕事を“ものづくり”の側から支えたいとキャリアチェンジ。
After：幼児教材・絵本出版社で編集・開発
- 年齢ごとの発達段階に合った教材企画
- 保育現場との連携調査
- Web記事の執筆・SNS発信も担当
✅ 保育士経験が企画の「説得力」になる
✅ 文章力や発信力と組み合わせて、独自の強みを発揮
事例⑤：ベビーシッターとして独立（30代男性）
Before：保育園の勤務体制に限界を感じて退職
→ 自由な働き方を求めて個人でベビーシッターに
After：個人契約で1対1の家庭保育を担当
- 柔軟なスケジュール
- 保護者と密な連携
- 子ども1人にじっくり関われる
✅ 信頼と実績が広まり、口コミ紹介でリピート多数
✅ 独立志向の人・人と深く関わりたい人におすすめ
キャリアチェンジを考えるときのポイント
- 「子どもと関わる仕事」にこだわる or 手放すか
- 今の保育経験で“何が得意だったか”を整理する
- 興味のある分野と掛け合わせて考える（例：保育×IT／保育×相談支援）
まとめ｜保育士の経験は“強み”になる
保育士を辞める＝保育から離れる、ではありません。
経験・資格・人と関わる力を武器にして、新しい道へ進むことができます。
✅ 保育士資格を活かせるキャリアチェンジ先の例
- 児童発達支援・療育分野
- 行政の子育て支援・相談員
- 教育・出版・教材関連の企業
- ベビーシッター・訪問保育
- 企業内保育所の本部・人事サポート
- 教室運営（英語・音楽・造形など）
「保育士をやめること＝キャリアの終わり」ではなく、
“新しいステージへの第一歩”になるかもしれません。
